アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり

アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり最新話【1話】の「”普通”のために」のネタバレあらすじ・感想ー薬剤師には診療科の壁はありませんから!

月刊コミックゼノンでアンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり1話が掲載されました。

本記事ではアンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり| 最新話【1話】のネタバレあらすじと感想をまとめた記事になります!

※ネタバレ注意です

本ネタバレは【文字のみ】のネタバレになります。
絵つきでアンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどりを読みたい!という場合はmusic.jpがおすすめです!
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アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり| 最新話【1話】のネタバレあらすじ

 

ー5:30

ヴ― ヴー

アラームのバイブが響く。

 

大学6年間必死で勉強して

国家試験受けて資格とって

希望してた総合病院にも就職できた

 

みどり「おはようございまーす」

警備員「おっ みどりちゃん

    ずいぶん早いね」

 

でも私 この頃

思うんですけど

 

みどりは白衣を着て、トレードマークのおだんごを作った。

 

もしかして

薬剤師っていらなくない?

 

 

 

ー薬剤部

瀬野「うーす」

みどりは顔を曇らせながら、もそもそとおにぎりを食べていた。

相原「あ 瀬野さん

   おはようございます」

瀬野がみどりを見た。

みどり「・・・はよございまーす・・・

  ・・・・・・」

みどりは瀬野と目を合せずに挨拶をした。

瀬野はそのままスタスタと歩き出した。

みどり「・・・あの って無視!?

    ちょっと!!

    今!

    なんかあったのか?って聞こうと

    してましたよね!?」

瀬野「いや してない」

みどり「実はですね」

瀬野「いやいいよ

   興味ないし」

みどり「興味もって!

    目の前の!

    悩める後輩に!!」

瀬野「じゃー さっさと話せ

   メシもとっとと食え」

瀬野は面倒くさそうにスマホを取り出した。

急いでおにぎりを頬張るみどりに相原がお茶を淹れてくれた。

みどり「昨日 内科の葉山ーーー」

相原”呼びすてに”

みどり「・・・・・・先生に

    入院患者さんの処方で疑義をかけたらーーー」

(疑義・・・処方箋の内容に疑問等が生じた際に

      発行した医師へ問い合わせること)

 

 

 

みどり”あれ?この処方・・・”

みどりは処方箋を見て疑問に思い、葉山に電話を掛けた。

みどり「・・・あ お疲れ様です

    薬剤部の葵ですが

    田中さんの処方について

    確認したい点がーーー」

葉山《アレで合ってるよ!》

みどり「えっ いやあの」

葉山《今 忙しいから!》

みどり「待っーーー」

葉山《ブツッ ツー ツー》

 

みどり「葉山先生ーーーっ!!」

 

みどりは内科まで走った。

「葉山先生でしたら

 部長と昼食に出られましたよ」

看護師教えてくれた。

みどり「じゃ じゃあ

    メモ残していきます・・・」

メモを残し、通常業務に戻った。

みどり”電話こないなぁ・・・”

途中で電話をしてみた。

《ただいま電話に出る事がーーー》

 

みどり”嫌な予感がする・・・・・・”

 

またみどりは内科に訪れた。

看護師「葉山先生

    もう帰られましたよ・・・」

 

 

 

みどり「それで・・・朝

    待ち伏せするしかないと思って」

相原”マジか・・・・・・”

瀬野”先が読めてきた・・・”

みどり「早起きして

    先生の駐車スペースで

    待ち構えていたんですよ」

 

 

 

ブロロロ・・・

みどり”来た!”

車の音にみどりは笑顔を作った。

みどり「おはようございます

    葉山先生!!

    薬剤部の葵です!

    昨日 お問い合わせしてた

    件なんですが!!」

葉山「き 君はっ 何考えてーーー」

みどり「田中さんの処方せ薬ーーー

    ランソプラゾールが

    3錠分3で出ていますが

    通常分1で処方される薬ですっ」

葉山「~~~~~~っ

   ・・・・・・

   じゃ じゃあそれに直して

   出しといてっ」

葉山は言葉を失い、プイっと背中を向けた。

みどり「ハ ハイッ」

葉山「君ーーー

   何年目だっけ?」

みどり「2年目です!」

葉山「そんなケアレスミスで

   いちいち疑義かけて

   時間無駄にしてんじゃないよ!!

   他にやることないのかね!?」

 

 

 

みどり「・・・・・・って・・・

    処方間違えるから

    いけねーんだろーーー!!!」

相原「みどりさんシー!

   おちついて」

みどり「そもそもケアレスミスが

    多すぎるんじゃ!

    困るのは患者さんなんだよ!!」

みどり「・・・・・・」

みどりが静かになった。

みどり「薬・・・

    薬はすごい・・・

    実際に病に働きかけるのは

    薬だもん・・・」

今度はブツブツと呟きだした。

みどり「処方を決める医師に

    疎まれ・・・

    患者さんには薬出す窓口

    くらいにしか思われてない・・・

    正直 病院薬剤師の立場って

    けっこう 下ーーーーーー」

 

がっ

 

瀬野がみどりのおだんごを掴んだ。

瀬野「自分で自分の立ち位置

   決めちまったら

   そこから進めなくなるぞ?」

みどり「わ 分かってます!

    てかおだんご

    掴まないでくださいっ」

瀬野「朝礼やるぞ~~~」

瀬野はみどりを無視した。

 

私達薬剤師の仕事はーーー

病院で扱う千種類以上の医薬品の管理

そして医師の処方箋に基づいた調剤

患者さんへの提供ーーー

“薬を安全に患者さんに届けること”が

一番の存在理由

だから医師に処方箋の疑問点を確認する

「疑義照会」は

とても重要ーーー

・・・なんだけど

 

正直 ウザがられる

 

みどり「薬剤部ですがー」

《チッ はい・・・》

 

そりゃ自分の判断に

ケチつけられるみたいで

嫌がられるのも分かるけど

単純なミスも含めたら結構

その機会は多いわけです

 

・・・ただ いつか医薬品のことを

すべて把握してるAIか

なんか開発されたら・・・

 

医師「いや~~~

   情報は正確だし

   彼がいれば

   もう薬剤師なんていらないなぁ~」

 

 

 

瀬野「おい」

またみどりのおだんごを掴んだ。

瀬野「いつまでも

   メソメソしてんじゃねーぞ

   働け~~~」

 

ーーー瀬野さんは

5年前にこの病院に転職してきて

それまでの他部署とのかかわりに

消極的な薬剤部を

少しずつ変えていったらしい

 

・・・なので煙たく思う

上の人もいるみたいだけど

医師や看護師からも信頼される

「現場に必要な薬剤師」だ

 

 

 

みどり”性格面がちょっとアレだけど・・・

    いつかあんな風になりたいな~

    まぁ コツコツ

    頑張るしかないんだけ”

 

みどり「どっ!?」

 

ガッ

 

どべっ

 

みどりは何かに躓き、こけた。

みどり「・・・・・・

    ・・・・・・な 何っ・・・

    !? 」

みどりが振り返ると、人が座り込んでいた。

 

腰にコルセット・・・!?

腰痛!?ケガ!?

整形外科の患者!?

 

みどりはその人に駆け寄った。

みどり「す すみません

    不注意で・・・!

    大丈夫ですか!」

「・・・だ 大丈夫・・・」

みどり「 ! 」

 

真っ青・・・!!

 

「腰 痛めてるもんで

 ちょっとよろけただけだから

 気にしないで行ってくれ」

みどり「で でも

    介助が必要であればーーー」

「大丈夫だって!!」

急に声を荒げた。

その声にビクっとみどりが驚いた。

「・・・・・・」

顔を歪めながら、その人は立ち上がろうとした。

みどり「あの 無理しないほうが・・・」

「もう歩ける

 大げさにしないでくれ」

歩いて行くその人をみどりはただ見ていた。

 

 

 

ー306 古賀 治郎

「あ 戻ってきた!」

古賀「 ! 

   お~~~!

   どうしたんだよ!」

病室には古賀妻と友人が2人待っていた。

「どうしたって

 見まいに決まってんだろ!?」

「なんだ元気そうじゃねーかァ!」

古賀「元気に決まってんだろ!

   あと2・3日で退院だしよ!」

古賀妻「なかなか戻らないから

  心配してたんですよ」

古賀「あぁ ちょっと一服しててよォ」

みどり「院内禁煙ですよ~~~」

古賀「うわっ!?

   何だアンタ

   こんなところまで!!」

みどり「ちょっと心配だったので・・・」

古賀妻「何かあったんですか?」

古賀「な・・・何でもない!!

   ケガの経過は

   順調って言われてるんだ!

   気になるなら

   担当の大津先生にーーー

   !?

古賀はみどりの名札に気が付いた。

古賀「薬剤師ィ!?

   なんだアンタ

   医者じゃないのかよ!?」

みどり「あ ハイ

    薬剤部の葵と申します」

古賀「何で薬剤師が

   首つっこんでくるんだよ!」

みどり「お薬が合わないとかーーー

    何か気になることないですか?」

古賀「何もねぇよ

   俺は3日後には退院するんだ!

   医者もいいって言ってんだから!」

古賀妻「お父さん・・・!」

「ったく 相変わらずだなぁ

 古賀さん」

「こんな調子だし

 大丈夫だよ お姉さん」

古賀「そうそう 行った行った!」

みどり「何かあったら すぐ担当医に

    伝えてくださいね!」

古賀妻「・・・・・・」

古賀妻が心配そうにしていた。

古賀「あ~ハイハイ」

 

 

 

羽倉「古賀古賀さん 67歳

   腰椎横突起のヒビで4日前から

   入院中です

   脚立から落ちたとかで・・・」

みどり「いや~ 羽倉くん

    忙しいのにありがとね~!」

羽倉の情報に、みどりは目を輝かせた。

みどり「あ 庭師さんなんだ」

羽倉「・・・どうしたんですか急に」

みどり「いや ちょっと気になって・・・

    アレ?

    テオドールとサルタノール?」

羽倉”余計なことしそう・・・”

みどり「喘息なの?」

羽倉「8年前から治療中だそうです」

みどり”痛み止めにロキソニン

    経過は良好・・・

    投薬に問題はないなぁ・・・”

みどり「初回面談も羽倉がやったんだよね?

    気になることなかった?」

羽倉「あー・・・

   なんというか・・・」

羽倉の顔が歪んだ。

羽倉「すごく感じ悪かったです

   古賀さん喘息患ってるのに

   喫煙者なんですよ」

みどり「あー・・・

    でも結構いるんだよねー」

羽倉「で まぁ 一応

   提案するじゃないですか

   喫煙タブレットとか

   そしたらーーー」

 

 

古賀「余計なお世話だ!!

   ケガと関係ねぇじゃねーか!」

古賀は声を荒げた。

古賀妻「お父さん・・・!」

古賀「とにかく 腰治して

   さっさと退院させてくれ!!

   仕事が山ほど残ってるんだよ!」

 

 

 

羽倉「何なんですかね

   ああいう人・・・

   言葉遣いも乱暴で・・・

   病院に来れば当然のように

   治ると思ってて・・・・・・」

羽倉はブツブツと呟いた。

みどり”ハクは一番

    苦手なタイプだろうな・・・”

羽倉「てか院内禁煙なのに」

みどり「でも吸う人って

    隠れタバコスポット

    すぐ見つけちゃうんだよねぇ」

 

 

 

みどり”うーん・・・”

院内を歩きながらも、みどりは古賀の事を考えていた。

みどり”処方も問題なし

    経過も順調で

    数日後には退院・・・

    気にしすぎかなー・・・”

古賀妻「あの・・・薬剤師さん」

みどりが振り向くと古賀の妻が立っていた。

みどり「古賀さん!」

古賀妻「先ほどは主人が

    すみませんでした」

みどり「そんな・・・・・・

    気になさらないでください!

    私もついおせっかいを・・・」

古賀妻「いえ 主人はあんな風に

    言ってますけど・・・

    本当はあまり具合

    良くないんだと思います・・・」

みどり「 ! 」

古賀妻「昔からそうなんです

    不調なときほど隠そうとして

    ひどい咳が長引いてしぶしぶ

    病院に行ったときもーーー」

 

 

 

古賀「ちくしょう 喘息だとよ!

   この歳で!!

   アレもダメ

   コレもダメばっかりだ!!」

古賀は処方された薬を叩きつけた。

古賀妻「・・・・・・」

古賀「あ~~~くそっ」

古賀はドカッとソファに座り、胸ポケットに入れていた煙草を取り出し火をつけた。

古賀妻「お お父さん

    タバコは・・・!」

古賀「うるさい!!

   お前に何が分かるんだ!

   俺は止めねえからな!

   現場のバランスとるためにも

   欠かせねぇんだ」

 

周りに気を遣わせたくないというのも

あったと思うけれど

 

古賀妻「お父さん 吸引器忘れて・・・」

古賀「そんなモン

   仲間の前で使えるか!」

 

 

ヒュー ヒュー

夜には喘息が出た。

古賀「く・・・くそ・・・」

 

仕事が生き甲斐の人だからーーー

今までの様に出来なくなる体を

受け入れ難かったんだと思います

 

 

 

古賀妻「それでも仕事を続けるために

    少しずつ生活を変えていって・・・

    そんな矢先に怪我しちゃったもんだから

    また あの人の頑固病が

    出ちゃったみたい」

みどり”ガンコ病・・・!

    なんか愛を感じる・・・!”

みどりはきゅんとした。

みどり「そっか・・・

    早くお仕事に復帰したくて

    退院を焦ってたんですね

    でも今 無理して後々

    別の病気が分かったりしたら・・・」

古賀妻「・・・・・・」

みどり「あっ す すみません

    不安を煽るようなことをーーー」

古賀妻「いえ その通りですから・・・

    大きな病院にかかれば何も

    心配ないような気がしてたけど

    本人とお医者様だけで話が進むから

    私は置いてけぼりで・・・

    ただ大丈夫って言葉を

    信じることしかできない

    退院はうれしいことなのにね」

みどり「・・・・・・」

 

こういう時

自分の無力さを思い知る

 

古賀妻「でも こういう漠然とした

    不安はなかなか話せなかったから

    聞いてくれてありがとう

    時々 主人の薬を

    薬局にもらいに行くでしょ

    だから薬剤師さんはちょっと

    身近な気がして・・・

    だからってごめんなさいね

    あなたも忙しいのに」

みどり「・・・いいえ!

    いつでも話してください!」

 

 

 

ー薬品情報室

みどりはびっしりとファイルが並べられた棚を見上げた。

 

『いちいち疑義かけて

 時間無駄にしてんじゃないよ!』

 

みどりは手を握りしめた。

 

『自分で自分の立ち位置決めちまったら

 そっから進めなくなるぞ?』

 

ぱんっ

 

自分の頬を叩いた。

みどり「よし!!」

 

 

 

みどりは整形外科の古賀の担当医に会いに行った。

「血液検査?何で?」

みどり「で ですから

    古賀さんの体調が」

「今朝も本人は問題ないって言ってたし

 あと数日で退院だよ?」

みどり「でも奥様も異変に

    気付かれていて・・・

    喘息もありますし

    予測される事態がーーー」

「いやいや ちょっと待って!

 それ整形で診ることじゃないでしょ!」

みどり「えっ・・・・・・」

 

 

 

古賀「あぁ こんな仕事はなかなか

   出来るもんじゃない

   完成したらさぞ美しい庭になるぞ」

古賀は庭で木を整えていた。

古賀「もう少しだ

   もう少しーーー」

真っ暗闇の中で古賀の体が浮いた。

「大丈夫 大丈夫

 若い奴らが頑張ってくれてて

 古賀さんが抜けても

 問題なくやってるよ」

「無理せずゆっくり休みなよ」

古賀は手を伸ばしたーーーーーー

 

古賀「------はっ」

病院のベッドの上で、古賀は目を覚ました。

延びた手が夢のままだった。

古賀「・・ハァッ ハッ」

伸ばした手がカタカタと震える。

古賀「くそ・・・」

ふと微かに聞こえる声に気が付いた。

次第に大きくなる。

古賀「なんだ・・・?

   騒がしいな・・・」

 

 

 

「現状適切な治療してるんですよ!?

 退院してから元の病院で

 検査するなりすればいいでしょう!」

みどり「いっ・・・

    いいい医者のくせにっ

    患者の異変を見て見ぬフリ

    するんですかっ」

「ちょっ・・・ちょっと君!

 どういう立場で言ってるんだ!」

隠れて見ていた羽倉は電話をかけた。

羽倉「あ すみません

   瀬野さん呼んでもらえますか」

ザワザワと患者が病室から出てきた。

みどり「立場!?

    そりゃ薬剤師の立場ですよっ

    私たちにとっても

    同じ患者さんです!」

「はぁ!?

 そもそも整形の担当薬剤師は

 羽倉くんだろう!」

みどり「薬剤師には

    診療科の壁はありませんから!

    怪我が治って

    終わりじゃないでしょう!

    古賀さんが病院の外で

    これまで通りじゃなきゃ

    意味ないんですよ!

    だから ゥグッ!?

瀬野がみどりの襟ぐりを掴んだ。

瀬野「落ち着け アホ」

みどり「瀬野さん・・・!」

瀬野「うちの薬剤師が

   お騒がせして申し訳ない」

みどり「・・・・・・」

みどりは瀬野に掴まれたまましょんぼりとした。

瀬野「だが間違ったことは言ってない

   患者ひとりひとりに

   責任を持つーーーーーー

   我々の目的は同じはずでしょう

   もう一度 奥さん含めて

   古賀さんとーーー」

古賀「・・・先生」

「古賀さん!」

古賀「入院する前から

   動悸・めまい

   手の震えがある・・・」

「え・・・!」

古賀「今さらすまない

   でっかい病気が見つかるくらいなら

   早死にしても最後の仕事

   見届けたくてな・・・

   でもーーーーーー

   それは 諦めるから

   もう一度 

   診てもらえますか」

古賀は担当医に頭を下げた。

みどり「古賀さん・・・」

 

・・・・・・あれ?

そういえば・・・

 

みふどりはススス・・・っと古賀に近付いた。

古賀「!?」

みどり「やっぱり!」

古賀「 ? ? 」

みどりは瀬野を振り返った。

みどり「瀬野さん!

    タバコいつ吸いました!?」

瀬野「・・・・・・えっ

   な・・・何言ってんだ

   院内禁煙なんだから

   吸ってるわけねーだろ

   ハハハ」

瀬野を看護師達が白い目で見ていた。

みどり「いやみんな知ってますから」

瀬野「嘘!?」

羽倉「あ ハイ

   すれ違ったときとか

    匂いするんで・・・」

瀬野「マジかよ

   でも結構経ってるぞ!?」

瀬野は自分をくんくんと匂った。

みどり「古賀さん 近付いても

    全然タバコの匂い

    しないんですけど・・・」

古賀「あぁ?入院してから吸ってねーよ

   ここ最近だいぶ

   減らしてたからな・・・

   でも怪我してイラついてたから

   もう我慢すんのもやめようと

   思ってたけど・・・」

その話を聞いて、みどりはバッと資料を開いた。

 

 

 

葉山「血液検査ァ?何で?

   整形の患者なんーーー

   ! 」

みどりは葉山の前に資料を開いて見せた。

みどり「この・・・症状ではないかと」

みどりは資料を指さした。

みどり「思うんですが・・・」

葉山は資料を見て、ため息をついた。

葉山「オーダー入れるから

   伊藤ちゃん血液検査の準備してー」

みどり「ありがとうございます!」

みどりは頭を下げた。

 

古賀は血液検査を受けた。

 

古賀「テオフィリン中毒・・・?」

みどり「古賀さんが服用していた喘息の薬

    ”テオドール”は喫煙によって

    代謝が促されてしまうんです

    そのためその分を考慮して

    処方量が調整していました

    古賀さんは喫煙本数を

    減らし始めていましたが

    それを医師に伝えていなかったので

    処方量は変わらないのに代謝量が減り

    テオフィリンの血中濃度が高く

    なって中毒を起こしてしまったのです」

古賀「じゃ・・・じゃあ何だ

   禁煙したせいで具合

   悪くなったってのか!?」

みどり「まぁ・・・そうですネ

   これを機に今後はちゃんと

   体調の変化を医師に

   伝えてくださいね!?

   禁煙も!続ける前提での量が

   処方されてますから!」

古賀「・・・ま なんかあった時は

   薬剤師に相談するってのも

   アリみたいだしな」

みどり「・・・・・・!

    もちろんです!

    ・・・お仕事も

    続けられるんですよね?」

古賀「あたりめェだろ!」

みどりは笑った。

 

 

 

ーしゃくしゃく亭

「「「おつかれさまでーーーすっ」」」

乾杯をして、みどりはビールを流し込んだ。

みどり「ハァ~ うまい~~~!」

相原「あ 羽倉くん

   来れなくなっちゃったみだいです」

瀬野「あいつ 酒飲まないしな」

みどり「ハクの担当患者に

    出しゃばったから私とあんま

    飲みたくないのかも・・・」

相原「え~ そんな事

   ないと思いますよ~」

みどり「・・・でも私 最近 薬剤師って

    何のためにいるのか・・・とか

    アレコレ考えちゃってたんですけど

    前に瀬野さんに言われたこと

    ちょっと分かりました

    医師が処方を決めた後のーーー

    患者さんにとっては最後の砦

    みたいな存在なのかなって

    そう思ったら医師や看護師とか

    他のスタッフにももっと踏み込んで

    関わっていくべきだなーと・・・」

瀬野「ご立派だがちゃんと自分の

   ケツは自分で拭けよ・・・」

みどり「ご ご迷惑おかけしました・・・」

 

 

 

瀬野「今回は薬剤部のが

   すみませんでしたねー」

瀬野は古賀の担当医と煙草を吸っていた。

「いやまぁ お互い様で

 結果良かったし

 薬剤師さん大人しい人が多いから

 ちょっと新鮮だったしね

 カチンとはきたけど!」

瀬野「もうちょっとやり方って

   もんを学ばせます・・・」

「瀬野さんに鍛えられるんじゃ

 あの子も大変だ」

瀬野「いや俺は見ないっすよ

   めんどくさいし」

「でも楽しみでしょ

 期待の若手じゃない」

 

 

 

瀬野「さ~・・・

   どうなるかねぇ・・・」

瀬野は天井に向かって煙草の煙を吐いた。

みどり「 ? 」

瀬野「そういやお前

   明日 部長の呼び出し覚悟しとけよ」

みどり「えっ 瀬野さん

    フォローしてくれますよね!?

    ねぇ!?ちょっと!!」

 

 

 

一日に全国で処理される処方箋

およそ220万枚ーーー

うち6万枚を超える処方に

疑義照会がかけられており

その約70%は処方変更になっている

 

命を直接救うことはできない

 

けれど医療を確実なものにすることが

私達 薬剤師の仕事なのかもしれない

 

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アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり| 最新話【1話】の感想

自分の仕事の在り方について悩むのはどの職業でも一緒ですね。

患者の仕事の復帰を心配する思い。

自分の居場所が無くなるという不安が痛いほど分かりました・・・。

薬剤師さんという職業には今まで関心を持っていませんでしたが、

なかなか興味深い話でした。続きが気になります!

まとめ

以上、アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり| 最新話【1話】のネタバレ・感想を紹介しました。

 

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週刊少年漫画雑誌のネタバレ一覧はこちら!

 

【星のロミ】【漫画村.club】の詳細と危険性について


2019年6月に入り突如として出現・話題になった

  • 星のロミ
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巷では漫画村の復活を喜ぶ人もいますが、実はかなり危険であることが調べてわかりました。

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「1ページも読み込めない」

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